繰延資産とは?「繰延資産」の意味をやさしく分かりやすく解説
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繰延資産 (くりのべしさん)

繰延資産 とは

繰延資産とは、ある年度の支出をその年度だけの費用とせずに、 数年かけて償却するとしたものです。

費用が資産になるとは奇妙ですが、これは費用を税務上の損金とすることでその年の税金が安くなることから、 将来的に損金にする→税金を減らせる→所得が増える、というように 間接的に利益を得るのと同じ効果があるのです。 このように将来利益をえられるものは資産となります。 ただし繰延資産として処理できるのは創立費、開業費などごく一部の費用に限られています。

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資産資産とは、売却することで現金にかえることができるもの(あるいは現金そのもの)、あるいは、事業に用いることで将来的に利益をもたらすことができるものをいいます...
償却償却とは、減価償却のことです...
税務税務とは、法人税や所得税、消費税などの税金の申告、および、そのために必要な様々な事務手続きのことです...
損金損金とは、税務上の概念で、所得を計算する際に売上等の益金から減じられる費用や損失のことです...

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