実効税率とは?「実効税率」の意味をやさしく分かりやすく解説
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実効税率 (じっこうぜいりつ)

実効税率 とは

実効税率とは、法人に所得に課せられる税金の合計の税率のことです。

具体的には、法人税、法人事業税、法人住民税を合計したときの所得に対する税率です。 これら税金のうち、法人事業税については支払った年の決算において損金にできるため、 その分、その年の法人税法人住民税が減りますが、そのことを考慮した上で実効税率が計算されます。 そのため、実効税率は、単純に各税金の税率を足し合わせたものとは一致しません。

日本の実効税率の高さは世界でもトップクラスとなっています。 その結果、より税率の低い国へと企業の海外流出が起こるなどの問題が発生しており、 その対策として、法人税、結果として実効税率は年々低く改正されてきています。

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