板寄せ方式とは?「板寄せ方式」の意味をやさしく分かりやすく解説 |
板寄せ方式とは、証券取引所の売買成立方法のひとつです。 前場と後場それぞれの始値、終値や、売買が中断された銘柄の売買再開後の最初の約定値段を決定 する際に用いられます。
この方式は、約定値段決定前の注文(呼値)をまとめて板とよばれる注文控えに記載し、最適価格を決め ます。まず成行注文を優先して処理し、次に安い売り注文及び高い買い注文を付け合わせ、数量的に合致する 値段を決定します。その値段を単一の約定値段として売買を成立させていきます。
なお、始値の決定のときや、売買中断後の最初の約定値段決定のときは時間優先原則は適用されません。 注文はすべて同時に行われたものとして処理されます。
板 | 板とは、証券取引所に集められた売買注文を銘柄別に記載した注文控えのことです... |
終値 | 終値とは、ある一定期間を考えたときの最後の株価です... |
後場 | 後場とは、午後(12時30分〜3時)に行われる立ち会いのことです... |
時間優先原則 | 時間優先原則とは、同じ値段の指値注文は先に出された注文を優先して売買を成立させるという、証券取引所における株の売買が成立する優先順位のことです... |
証券取引所 | 証券取引所とは、株式などの有価証券の売買を行う法人です... |
前場 | 前場とは、午前(9時〜11時)に行われる立ち会いのことです... |
成行注文 | 成行注文とは、証券会社に株の注文を出すときに、売買価格を指定せず、数量、銘柄のみを指定して注文することをいいます... |
始値 | 始値とは、ある一定期間を考えたときの最初の株価です... |
銘柄 | 銘柄とは、一般的に「市場で取引の対象となる有価証券や商品のこと」です... |
約定値段 | 約定値段とは、売買が成立した価格のことです... |
呼値 | 呼値とは、証券取引所で取引する際に証券会社から提示される売買価格のことです... |