価額とは?「価額」の意味をやさしく分かりやすく解説 |
価額は会計の財務諸表などに記載するときの金額のことです。
会計上の金額は、概念上の勘定科目を使って金額をまとめて、処理を行います。 例えば、接待交際費とか福利厚生費といったもので、これらは使った金額の合計額になります。 一方、売掛金、未払金、売上値引、貸倒引当金、貸倒償却など対応する"モノ"が無い勘定科目も多くあります。 価格とは物、商品の実際の値段を指しますが、 会計上の金額は対応する商品があるわけではないので価額という言葉を使って区別します。 帳簿上の価額については、もっとはっきりと帳簿価額(簿価)ともいいます。
発行価額と発行価格のように、価格と価額の両方がある用語の場合、 上記の価額の意味でなく他の特定の意味で使われていることがありますので、こんがらがります。
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