簿価評価とは?「簿価評価」の意味をやさしく分かりやすく解説 |
簿価評価とは、資産の価値を、その資産を購入したときの価格(簿価)で評価する方式のことです。
簿価とは帳簿価額の略で、帳簿に記載された価額という意味です。 例えば100円で購入した資産があるとき、その後その資産の価値が50円に下がったとしても、 簿価評価では、その資産の価値は100円のままで、損失が発生していることは考慮しません。 その資産を売却したときに損益が確定します。 (資産の経年による評価減については、減価償却を行うことによって簿価に反映することができます。)
反対に時価評価では、決算時に資産の価値が減っていれば、その資産を売却していなくても、 損失が発生したものとして処理を行います。
価額 | 価額は会計の財務諸表などに記載するときの金額のことです... |
減価償却 | 減価償却とは、時間の経過に伴って資産の価値が減少していくとき、その価値の減少分を費用として計上するとともに、価値の減少を簿価に反映させる手続きのことです... |
時価評価 | 時価評価とは、物の価値を時価で評価する方式のことです... |
資産 | 資産とは、売却することで現金にかえることができるもの(あるいは現金そのもの)、あるいは、事業に用いることで将来的に利益をもたらすことができるものをいいます... |
損益 | 損益とは、損失と利益のことです... |
帳簿 | 帳簿とは、日々の取引の内容を記録したもののことです... |
帳簿価額 | 帳簿価額とは、帳簿上の価額のことです... |
簿価 | 簿価とは、帳簿に記載されている金額です... |
時価評価 | 時価評価とは、物の価値を時価で評価する方式のことです... |