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株主資本とは？「株主資本」の意味をやさしく分かりやすく解説 |
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株主資本は、株主が株式と交換に払い込んだ資本金および資本準備金と、 事業によって得られた利益が蓄積された利益準備金およびその他剰余金からなります。 資本金および資本準備金はもともと株主のお金ですから株主資本と呼ぶのは自然です。 一方それらの資金を使って得られた利益の積み重ねである利益準備金およびその他剰余金も、 配当によって株主に還元はされていないものの、例えば会社が解散するときに 残りがあれば株主に分けられるお金であり、やはり株主のものと考えて良いのです。 つまり"株主のもの"という意味で株主資本というわけです。
株主資本には、それまでの利益の蓄積が含まれていますが、 それら利益の蓄積はこれからの事業の元手にも使われます。 株主資本は現在の事業を行う元手であると考えることができます。 株主のお金は事業の最初に集められ元手となって"使われて無くなった"のではなく、 会社が存在している限り事業は常に株主のお金によって行われているということです。 会社設立時でなく、途中から株主になったとしても同じです。 「一株当たり株主資本」という指標がありますが、これは会社の解散価値であると共に、 株主がその会社の事業の元手のうちどれだけを負担しているかという意味合いもあります。
株主資本は、自己資本、あるいは純資産ともいいます。 （これらは、"株主のもの"という意味を強調しない言い方です。 同じものを別の立場から呼んでいるということです。）
| 会社 | 会社とは、商法で定められた株式会社、合名会社、合資会社、それに有限会社の総称です... |
| 株式 | 株式とは、株式会社の資本の構成単位で、株式会社の所有権を表します... |
| 株主 | 株主とは、株の持ち主です... |
| 自己資本 | 自己資本とは、返済の必要が無い資金のことです... |
| 資本金 | 資本金とは、株式会社の場合は株式の発行によって集めた資金のことをいいます... |
| 資本準備金 | 資本準備金とは、株式発行によって得た株主からの出資金のうち、資本金にしなかった残りの部分です... |
| 資本の部 | 資本の部とは、貸借対照表の右下に書かれる、資本金、利益剰余金などの部分のことです... |
| 貸借対照表 | 貸借対照表とは、財務諸表の１つです... |
| 配当 | 配当とは、企業が得た利益の一部を株主に分配することです... |
| 株主資本等変動計算書 | 株主資本等変動計算書とは、財務諸表のひとつで、貸借対照表における純資産の変動について記載したものです... |
| 純資産の部 | 純資産の部とは、貸借対照表の右下に書かれる資本金や利益剰余金などの純資産が記載された部分のことです... |