金融商品取引法とは?「金融商品取引法」の意味をやさしく分かりやすく解説 |
金融商品取引法とは、金融商品の取引に関わる法律です。
従来施行されていた証券取引法を、抜本的に改定したものです。 これまでは、株や債券などの有価証券は証券取引法、 金融先物取引は金融先物取引法と、金融商品によって別々の法律が定められていました。 しかし、これらの法律の隙間を突くような新しい金融商品の登場に対応できず、 投資家が被害を受けるケースが出てきたため、別々の法律で定めていた販売や勧誘などのルールを一本化し、 企業の開示制度や市場ルールも改めて、投資家が安心して市場を活用できるように法律が改定されました。 金融商品取引法は、2006年7月から3段階に分けて施行されており、2007年9月30日に完全に施行されました。
株 | 株とは、株式、株券のことです... |
企業 | 企業とは、営利目的の経済活動を行う組織のことです... |
金融商品 | 金融商品とは、金融機関が提供する商品のことです... |
債券 | 債券とは、株式会社などが、不特定多数の投資家から資金を調達するために発行する有価証券のことです... |
市場 | 市場とは、売り手と買い手が集まって売買をするところです... |
証券取引法 | 証券取引法とは、投資家の保護と国民経済の健全な発展という観点に立ち、有価証券の適正な発行・流通を目的として定められた法律です... |
投資家 | 投資家とは、市場で資産運用をする人、団体、法人などのことをいいます... |
有価証券 | 有価証券とは、証券そのものに価値があり、売買の対象になるような証券です... |
委託売買業務 | 委託売買業務とは、証券会社が投資家からの委託を受け、それに従って有価証券の売買を行う業務のことをいいます... |
金商法 | 金商法とは、金融商品取引法のことです... |
金融先物取引所 | 金融先物取引所とは、旧金融先物取引法に基づいて金融先物取引を行うための取引所です... |
金融先物取引法 | 金融先物取引法とは、金融先物取引についての法律です... |
金融証券取引法 | 金融証券取引法という言葉はありません... |
金融商品取引所 | 金融商品取引所とは、金融商品取引法に基づいて運営される、金融商品の取引所です... |
自己売買業務 | 自己売買業務とは、証券会社自身が計算や判断により、証券会社自身の資金で有価証券の売買を行う業務のことをいいます... |
証券取引法 | 証券取引法とは、投資家の保護と国民経済の健全な発展という観点に立ち、有価証券の適正な発行・流通を目的として定められた法律です... |
総合証券会社 | 総合証券会社とは、金融商品取引法で認められている4業務(自己売買業務、委託売買業務、引受け業務、募集・売り出し業務)すべてを行うことができ、かつ資本金100億円以上の証券会社のことをいいます... |
ディスクロージャー | ディスクロージャーとは、企業による情報公開のことをいいます... |
適格機関投資家 | 適格機関投資家とは、法律で認められた投資のプロのことです... |
東京金融取引所 | 東京金融取引所とは、日本の東京にある金融商品取引所です... |
引受け業務 | 引受け業務とは、増資などの際に新しく発行される株式や債券、転換社債などを、証券会社が一部またはすべて買い取り、一般投資家に販売する業務のことをいいます... |
募集・売り出し業務 | 募集・売り出し業務とは、証券会社が発行会社の委託を受け、有価証券の募集および売り出しを行う業務のことをいいます... |
元引受契約 | 元引受契約とは、有価証券の募集や売り出しの際に、発行会社または所有者と幹事会社が締結する契約のことをいいます... |