資産とは?「資産」の意味をやさしく分かりやすく解説 |
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資産とは、 売却することで現金にかえることができるもの(あるいは現金そのもの)、 あるいは、 事業に用いることで将来的に利益をもたらすことができるものをいいます。
現金や、銀行の預金は資産です。株などの有価証券なども資産です。 株など現金化することが容易なものは、現金と同じようなものです。 一方、使用することを目的として保有しているもの、 例えば工場の機械などは、 その機械で製品を作り販売することで利益を得ることができるという意味で資産といいます。 工場の機械も売却することで現金化できるかも知れませんが、 用途が特殊なものは必ずしも売却可能とは限りません。しかし売却して現金化できなくても、 将来利益をもたらすので、資産といいます。
会計で資産といった場合、流動資産、固定資産、繰延資産に分けることができます。 流動資産と固定資産は、その資産を保有する期間(保有予定の期間)によって区別されるもので、 流動資産は1年以内に現金化するもの、固定資産は1年以上保有し続けるものです。
繰延資産は少し特殊で、ある年度の支出をその年度だけの費用とせずに、 数年かけて償却するとしたものです。 費用が資産になるとは奇妙ですが、これは費用を税務上の損金とすることで税金が安くなることから、 将来的に損金にする→税金を減らせる→所得が増える、というように間接的に現金化するのと同じ効果が得られるのです。 ただし繰延資産として処理できるのは創立費、開業費などごく一部の費用に限られています。
株 | 株とは、株式、株券のことです... |
繰延資産 | 繰延資産とは、ある年度の支出をその年度だけの費用とせずに、 数年かけて償却するとしたものです... |
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流動資産 | 流動資産とは、1年以内に現金化あるいは費用化する予定の資産、あるいは現金そのものをいいます... |
繰延資産 | 繰延資産とは、ある年度の支出をその年度だけの費用とせずに、 数年かけて償却するとしたものです... |
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流動資産 | 流動資産とは、1年以内に現金化あるいは費用化する予定の資産、あるいは現金そのものをいいます... |